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世界最速のインディアンを観た

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ずっと気になっていた映画をやっとこさレンタルして視聴できました。
実在したバイクの速度記録保持者を題材にした『世界最速のインディアン』です。
制作は2005年、日本での公開は2007年とあって本編前の予告映像に若干古臭さが…。
ヘンな所で時の流れを感じましたw 最近だと思ってたけどもう8年前…。

この作品はというと1960年代にニュージーランド住まいのライダーでありスピード狂の老人が、1920年よりの愛車 インディアン・スカウトでスピードを追い求め続けたその果てにアメリカのボンネビル・ソルトフラッツを目指すという内容です。ストライクウィッチーズのシャーリーの入隊前エピソードの元ネタだったりしますが戦後の話なのねん…。シャーリーの設定は戦後が多め?
以下ではネタバレを含んだおおまかな解説・感想になります。






ストーリーで過去は描かれておらず、すでに年老いた状態からスタートします。
早朝に爆音のエンジンテストを行ってはお隣さんに怒鳴られたりしますが、そこの子どもはこのじいちゃんに懐いています。話が進むとお隣さんや絡んできた暴走族など、敵対していたような人たちもじいちゃんの明るく気さくな人柄に惹かれ、彼の夢をいつしか応援するようになっていきます。この流れがとても観ていてスッキリします。周りの人もいい人だらけなのね。
後の渡米後も同じような流れで次々と周りの人を巻き込んで夢の達成に向かっていきます。
なお本人はリューターで足の爪を削ったり、ガソリンで庭の草刈りをしたりとぶっ飛んでますw
バイク描写は恐らく本物のインディアンのマンローレプリカを使って高速走行時はCGになっています。
エンジンスターターを使って始動したりキャブを手で覆っていたりオオーッとなる描写多し。
下向きのマフラーから轟く爆音も中々リアルでいい感じです。

金は無いけど夢がある、人望で資金をなんとか工面して渡米後は中古車を買ってトレーラーを自作するところから。タクシーの運ちゃんは意地悪だったけどあれは一応運賃まけてたのかな?異国ということもあって周りの人たちは完全にナメてます。しかし性別や人種関係なしにラブホのフロントのオカマにまで別け隔てなく優しく接するマンローじいさん惚れました。時代背景を考えると普通の人ではまず無理だったことですよねぇ。優しいからいいけどモテすぎw
メカニックに関する天才的な才能も手伝って旅は上手く行きます。中古車屋の人はお笑い芸人らしい。60年代やそれ以前のクラシックカーがたくさん走ってて垂涎ものです。
途中のトラブルや出場資格を持っていないことでの山あり谷あり展開は先が見えていてもやはりドキドキします。さらに心臓に持病まで抱えています。
速度記録樹立シーンではエキゾーストの熱で足を黒焦げにして、限界まで突っ走ります。
OFFERINGS TO THE GOD OF SPEED。失敗作の自作パーツたちをスピードの神に捧げるという形で捨てなかった彼ですが身や心もただ「スピード」のために全てを捧げている生き様がそのシーンでは一番現れていてオトコとしてグッときます。そして夢の世界最速記録を作るのです。なんだかんだでトントン拍子なストーリーではありましたがラストのこの怪我のシーンでは以前より積み重ねてきた身を削るような努力があってこそだということを見て取れます。

初めは冷めた目で見ていた関係者や観客たちはこの時代でもすでに骨董品となりつつあったオールドバイクでのクラス最速記録に大喝采。NZの街に帰っても所属していたモーターサイクルクラブの人たちや周りの人たちの大歓迎を受けて幕を閉じます。この後も毎年のようにボンネビルへ遠征し、改良したインディアンで次々と記録を塗替えって行ったというエピローグで幕を閉じます。古いバイク好き視点でも楽しめるしスッキリした良い映画でした。もう一度見たい!
マンローじいさん本当にかっちょいいです。この映画は名言も多いですしね。
視聴後の余韻であらすじとも感想ともつかない乱文を書いてしまいましたが、発散せずにはいられなかった…是非バイクに乗るみなさんに見ていただきたい名作です!!


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なお、インディアンは近年復活してバイクを販売していますがこのスカウトが再販されます!
新生スカウトのHPはこちらから。バート・マンローに関してももちろん触れられています。
こうしたアメリカンクルーザーとしては珍しく水冷Vツインで100HP。重量は253kgと軽量!
100年の伝統を車体各所に受け継ぎつつもスポーツバイクとして最新の装いをされています。
そして日本での販売価格は166万円です。アメ車としては破格の安さでかなり気になります。
伝統と革新が非常に良いバランスでマッチしており、こうした選択も大いにアリと思わせます。
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| バイクネタ | 01:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いい映画ですよね。
個人的にはベンジャミン・バトンのツーリングシーンもなかなかの格好良さを感じます。
良ければ一度ご覧になってください。

| | 2015/02/10 04:30 | URL |

いい映画でした!!
ベンジャミンバトンも結構気になっています。
結構バイク映画みたいですね…次回ビデオ屋に寄った時に借りてみます!!

| KEI | 2015/02/10 19:21 | URL | ≫ EDIT














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