四国・九州・沖縄ツー 7日目後編
後編は長崎-熊本-宮崎になります。
2015年3月17日

長崎市内からおよそ50km、57号と251号を経由してフェリー乗り場へ。
有明フェリー 多比良ターミナルです。高速のような料金所でお金を払って入場。
これで熊本までワープします。750cc未満のバイクは運転手込みで950円でした。
2015年3月17日

長崎市内からおよそ50km、57号と251号を経由してフェリー乗り場へ。
有明フェリー 多比良ターミナルです。高速のような料金所でお金を払って入場。
これで熊本までワープします。750cc未満のバイクは運転手込みで950円でした。

待つ間もなく乗船。船内はきれいで快適です。
長崎から熊本へおよそ45分のプチ船旅です。
このフェリーは出港間もなく、カモメの大群がついてきます!
売店にはかもめパンというカモメにあげるためのパンが売っています。
カモメ側も誰かがくれることを知っているんでしょうねぇ(´∀`*)

時にはエサの手渡しまでできます。思いがけぬ動物との触れ合いに癒やされました。
売店のとり飯おにぎりを食いながら見てたのでちょっと残酷でしたがw

熊本に到着してほどなく、のどかな国道をひたすら走り阿蘇を目指します。
写真は道の駅 きくすいの自販機。本場だけあってやはり圧倒的くまモン推し…!
売店にはくまモングッズが豊富でした。

ワインディングに入り、時折咲いている菜の花を尻目にズイズイ走っていきます。
途中でコンビニで休憩したところクルマの御仁二人が話しかけてきてくれて、そのうちの一人がバイク乗りということこの辺りのツーリング情報を非常に詳しく教えていただきましたm(_ _)m

マップルにもある通り「大観峰には寄っとけ!」と言われていました。
ということで山を上ってちょっと走った先にあるビューポイントの大観峰へ。

ツーリングライダーがわんさか集まっています。
この阿蘇、山の上が平原になっており、野焼きを終えたこの時期は荒涼としていました。
見渡す限り道路と草原と、その向こうの大きな空しかなく、大自然感がすごいです。
あまりに道と景色が気持ち良すぎて笑いがとまらなかったです。こんな場所初めてかも。

見下ろした景色もまた格別です。阿蘇を走るためだけでも九州にいく価値があると思いました。
来る途中の砂利の路肩あたりで写真撮っておけばよかったとちょっと後悔。
阿蘇の道はとにかく絶対に走るべきです。それもバイクで。

駐車場から展望台まで登ってみました。歩きで行くのですが坂がキツいです。
でもお陰さまで荒涼とした阿蘇を見渡すことができました。

「大観峰」の石碑があったので一枚。
この景色の奥にある場所を走ってきました。気持よくないわけがありません!

この感動、一度記憶をリセットしてもう一度初めて走ってみたいレベルってやつですね(ぇ
禿野原でこれだけ感動できたので、緑の時期に行ったらまた別の感動を味わえそうです。

16時頃ですが季節が二ヶ月遅れているという阿蘇ですら気温が20度あり暑い!
ということで駐車場の売店にある阿蘇ジャージーソフトを下界眺めながら。最高!!

景色がボケすぎてしまいましたが、駐車場出入口に通じる道に路肩があったので阿蘇を走るイメージが伝わるかなと一枚撮ってみました。本当はもっとすごいです。ツーリングって写真を撮るときはやっぱり「あっ!」と思った場所では戸惑わずに引き返してでも撮るべきでしたねぇ。

最高の道の一つとして知られるミルクロードも走ってみました。所々に牧場があります。
禿野原の時期だからか、大観峰までの道に比べ見晴らしが悪くうーんという感じでした。
ここはもう完全に緑の時期になったら楽しめるポイントですね。また行くぞ!!

ここから阿蘇を縦断し宮崎まで抜け切ることに。ナビ任せで行ってみると一応県道なのですが本当に森しかない辺鄙な道を延々と走らされ、大丈夫なのかとハラハラしましたw
携帯はもちろん圏外、交通はたまにトラクターとすれ違うくらいでした。
ここに入る前にエネオス見つけて給油しておいて良かった・・・。ちなみにエネオスのおじちゃんが遠くから来ている自分を気に入ってくれたようで色々おしゃべりしてくれました。

辺鄙な道も佳境に差し掛かり、宮城県突入。
山を下っていく感じで麓の景色が綺麗でした。でもここはオススメできませんw
しばらくして道端に神話の着色像を発見。高千穂は日本神話の街です。

ここでやっと広い道に出ることができて安堵の一枚w
出たと言って何かあるわけでもありませんでしたがペースは上がります。

しばらく進んでちょっと戻る感じで道の駅 高千穂に寄り道。面が怖えぇ!
夕飯を食べたかったのですが食堂は夕方にはオーダーストップでした。
この駐車場で兵庫からクルマで旅をしているという60歳の御仁に話しかけられる。
自己紹介すると「俺は今年定年で旅をしてるんだ。おもしろいよね、片や春から社会人、片や定年で40年も歳の差があるのにお互いこうして同じ場所に行き着くなんて」と話されていました。豪快な方でおもしろいお話をたくさんしてくれました。「帰りに寄れたら姫路城に寄りな!今年塗り直しで綺麗になったし桜がいっぱい咲くから、城に入らないでも見るだけで楽しいから!」

この周辺の高千穂峡や高千穂神社はかなり有名なスポットです。
高千穂峡はマップルでもオススメポイント上位に入っていましたがもう暗いので断念…。

国道を戻り、再び宮崎を目指します。なんにも店が無い・・・。
やっと見つけたホームセンターには食べ物が売っているわけもなく、向かいのユ~トピアという店は温泉かな?風呂に入りたいしあわよくば…と思いましたがパチ屋でしたorz
そこの隣の名も無き食堂でチャンポン(500円)を。宮崎料理はメニューに無くなぜかチャンポンですが、長崎で食いのがしてたからいいかという感じです。安いですが量が多くて美味しかったです。店主さんヒマそうでした…。

この次くらいにある道の駅 青雲橋で野宿することに。もう20時で真っ暗でした。
翌日は雨なのでトイレの軒先にバイクを入れさせてもらいました。

そして寝袋を地べたに広げて眠りました。小さな道の駅ですが静かで過ごしやすかったです。
寝る前にトイレに寄ると長距離バスの運転手さんやおばちゃんが旅してるの~?と話しかけてくれました。自分のバイクの「富士山」ナンバーが珍しく見えるようで、かなり良い話題性になってくれていました。
本日の走行距離:277km
続く
| バイク・W650 | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑