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旅行の友 復刻版

以前紹介した1941年モデルのレプリカZippoのように、現在でも手軽に購入することができる
戦前のビンデージ・レプリカグッズのレビューをカテゴリ化しました。あの時代への憧れを!
何度も言っていますが自分は「ストライクウィッチーズ」の影響で戦前-戦中期に憧れてますw
同じような人に少しでも参考になればいいなと…。当時のモノが今もあるって素敵ですよね。

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入院中の数少ない娯楽、病院食。
まずいと言われることが多い病院食ですがうちの病院は幸い美味しいです。
しかしなぜかご飯の量がやたらと多く、ついてくるおかずだけでは毎回米が余ってしまいます。
そんなわけでご飯のお供「ふりかけ」が食事に無くてはならない存在になっています。

永谷園ののりしおふりかけや、丸美屋のしその香なんかが特に気に入っているのですが、
さらなるふりかけ情報を調べているとふりかけの元祖である田中食品の「旅行の友」を発見しました。非常に歴史のあるロングセラー商品で、しかも戦前に使われていた缶の容器入りのものが復刻版として販売されているではありませんか!早速買って見たり食べたりしてみました。



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自分が購入したときはAmazonで540円でした。戦艦大和ミュージアムでも売ってるらしい。
というのもコレは軍港都市 呉のある広島県の企業で第一次大戦期に開発されたからです。
当時に出征していた南方では気温と湿度の高さにより、味噌や漬物がダメになってしまうという問題が起きており、当時海軍に味噌と漬物を卸していた田中食品に新しい保存食の開発を依頼、こうして出来上がったのが「ふりかけ」なのだそうです。詳細はWikipediaへどうぞ。

成分表は外のパッケージに貼ってあります。缶に貼り付けてないのが嬉しいですね。
また通常販売の方とは違い、当時のものに近づけるため玉子フレークが入っていません。


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愛らしいデザインの缶を開けると中には袋が。これを缶に詰め替えて使用します。
クレーン船の見える海沿いの線路に蒸気機関車が走っている絵が描かれています。
明るい空色が主体で、楽しげで全体的にかわいらしい雰囲気のデザインです♪
コピーは御飯にかけてステキにうまい「旅行の友」 滋養豊富・輕便副食
手のひらサイズの缶は机に置いてあるだけで存在感があり、見る度ニッコリしちゃいます。


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右上でひっそり飛んでいる飛行機坊やは復刻の際遊び心で追加されたもの…っぽいです。
また、裏面のコピーのフォントなんかもオリジナルとは異なっていそうな雰囲気です。
この缶のデザインモチーフが当時はいつからいつ頃まで使われていたものなのか、明確な情報が見当たらなかったため気になる自分は田中食品に問い合わせてみました。

初期の旅行の友は1916年(大正5年)に発売され、袋詰から計り売りのだったとのこと。
それから2,3年後に缶入りになり、今も同じデザインで販売が続いている袋物になる1954年(昭和29年)まで同様のデザインで販売されていたため、復刻版のデザインは1918年ごろから1954年までのものなんだそうです。実に40年近くも使われていたデザインなんですね。

ちなみにお話を伺った相談室曰く「この復刻版について突っ込んだ質問は初めてでビックリしたので、商品企画室に問い合わせて聞きました。」とのことですw ご回答ありがとうございました。


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肝心のふりかけ自身はこんな感じ。缶の半分弱くらいまでの量があります。
魚粉、青のり、ごまで構成されており最近のふりかけと比較すると一見シンプルです。
しかし大粒の顆粒状魚粉のせいなのか、最近のそこらのふりかけに比べてとてもクリスピー。ご飯にかけてもフニャフニャになることもなく、ザクザクとした顆粒魚粉とごまの食感を楽しめます。サクッとした青のりも名脇役。また青のりの香りは鮮烈に鼻に抜け、それに負けじと香ばしい魚粉とごまがまさに三位一体のうまさです。一言で言うなら「超クリスピー&超香ばしい!」。
今流にポークエキスなどが入っているにはいるのですが、それでもこれだけ少ない要素でこれだけ美味しいふりかけはびっくりです。シンプルながらもついご飯にかけるだけじゃなく手のひらにとって食べちゃうような中毒性、とも言える美味しさを持ち合わせています。

旅行の友は誕生してそろそろ100年、未だに愛され続けており広島では県民のソウルフードなのだとか。このウマさが愛される理由なんですねぇ。昔のふりかけでしょと甘く見てましたが目から鱗でした。缶は空いたらキャンプのときのコーヒー粉入れにでもしようかと考えていましたが、きっとおそらくまた詰め替えちゃいます。退院してもこのふりかけは自分の定番になりそうです。



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