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バイクを降りました

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大好きなバイクを、事故を機に降りることに決めました。とてもつらい決断でした。


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今日、バイク屋に電話するとすぐ来てくれるとのことだったので急いで磨いて書類を揃えました。

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5/26に事故に遭ってからずっと乗れずにいましたが、セル一発で始動の状態を保ってました。
このカワサキW650は就職が決まって去年の7月に買った、自身初の大型バイクでした。

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このエンジンとエキパイの造形が最高に気に入っていました。力強く頼もしい相棒でした。

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中古車で購入して7729kmから26605kmまで、二万キロ弱乗りました。
青森から沖縄まで、日本全国を走ったなぁ。北海道や福井、広島に行けなかったのが残念。

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本当は降りたくなんてなかったのです。気に入っていましたしずっと乗るつもりでした。
入院の間の4ヶ月、ずっと悩んでいました。はじめの2ヶ月くらいは絶対に降りないぞなんて思っていたのですが、長い間考えぬいて意志が固まってからの決断です。今の自分はバイクから距離をおくべきだと思うのです。弟を除くと唯一の家族である母を大いに悲しませ多大な迷惑をかけた代償でもあります。「バイクに乗れない男はタマナシだ!」なんて卑屈な考えまで持っていたのですが(笑) 16歳で乗り出した原付をきっかけにハマったバイクは学生時代、本当に多くの経験や出会いを引きあわせてくれて、バイク乗りであるという自身の確固たるアイデンティティを築きあげていました。日本一周をも達成し、それでも走り足りないくらいでした。
ただ、今はどうあがいてもバイクに乗れない体になってしまっているのです。自分の体重すら満足に支えることもできないですから、バイクでよろけた日には大変です。乗れるだけの筋力が戻るのはいつになるか定かではありません。ずっと放置せざるをえなかったこのダブルはすでに、ブレーキが固着しクラッチも張り付いてしまっていました。これ以上バイクを待たせるのはかわいそうなんです。また、肩からスネまで体の中はボルトまみれで次に何かあった時はさらに大変なことになってしまいます。あれ以上の苦しい思いなんて絶対にしたくありません。

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このダブルは売ってローンの残債を返し、バイクと同じくらい好きなクルマを買うつもりです。
一旦ここでバイク趣味を終え、クルマ趣味に全力を注いでみようという考えです。
自分はバイクを、バイク乗りを裏切ることにしたんです。憎んでいたものに自分はなるんです。
事故さえなければこんなことにはならなかったと思います。トラックに載せられるバイクを見て少し泣きました。ただ、事故の時に運転していた友人には本当に申し訳ないと思います。入院中は本当につらくて彼の気持ちを考えることができず、見舞いに来てくれた彼にひどいことを言ってしまいました。彼は傷ついたのでしょうか、同じ会社の同僚でもあったのですが退院後はどうやら会社をやめたらしく音信不通になっています。もう元のような関係には戻れないでしょう。
最悪の結末を迎えた自分から、バイクに乗るときはちょい乗りでも絶対に上下装備はしっかりと。グローブとブーツは当たり前で、暑くてもプロテクター入りのジャケットとオーバーパンツを絶対に身につけてください。またヘルメットはフルフェイスで。アライの良いジェットヘルメットを借りて使っていたのですが、衝突すれば顔を縫って歯を失うことになります。
それと、タンデムはおすすめできません。何かあった時に本当にお互い責任が取れる仲ではないと自分みたいなことになります。どんなに親しい仲でも関係を失うことになります。自分は人の運転で事故をしたというトラウマが未だに拭えず、親の運転する車でさえ毎回ビクビクし、路地から鼻を覗かせる車を見るたびに動悸がし、危ないと思ったときは反射的に親に怒鳴りつけてしまいます。サイテーですが怖くて仕方ないんです。それがずっと続きます。

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さよならダブル、ごめんね。
カブはまだあるのですが、欲しいという友達がいるので譲る予定です。
いつまでかかるか分かりませんが、心と体が癒え、再び独り立ちして生活が落ち着いたら、またもう一度バイクに乗りたいなとは思っています。たぶん数年はかかると思います。
バイクと距離を置こうとは思っていますがバイクが好きなのには変わりないんです。
従来のようにはいかないと思いますが、再びバイクで走り出せる日を信じています。
その時までこの気持ちが変わりませんように。バイクを嫌いになっていませんように。
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| バイク・W650 | 20:26 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あまり自分を責めないで。

長く載っている割には大きな事故を起こしたことが無いので、
同じ視点に立って大層なことは言えないのですが。
何にも優先すべき一番大切なことは、自分の命と人生。
天秤に掛けられる存在は他に無いんです、絶対に。

オートバイと言う存在は手許から去っても、思い出と記憶は
あなたの中に残る、それが財産になるのも良いじゃないですか。
愛ゆえの執着を断つこと、自分を変えて行くことは、難しい。
よく決断されたな、凄いな、と「降りられないおじさん」は
思うのです。

今はオープン・スポーツカーの熱が市場に戻りつつあります。
やはり怪我で二輪を降りた親友は、先日新型ロードスターを
予約して来たそう・・・もし機会があったら屋根の開く車も
試乗してみて下さい。心に訴えるものがあると思いますよ。

| こんのすけ | 2015/10/25 08:29 | URL | ≫ EDIT

>こんのすけさん
はじめまして、励ましのお言葉ありがとうございます。
たしかに自分あってこそですよね…。
人生の転機として受け入れたいと思いました。
もしかしたらいつかまた戻るかもしれませんが…。
オープンカーは一度乗っていたことがあって魅力はとてもわかります。またオープンカーに乗るのもいいかもしれませんね。

| KEI | 2015/10/26 23:18 | URL | ≫ EDIT

僕は、クルマから入り…サーキット走行もクルマが最初です……でも、バイクにあこがれがあって…大型二輪免許もとりました…
やっぱり、クルマとバイクは…別の乗り物だと……

| 永山 | 2017/05/16 20:55 | URL |














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