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現代版羊の皮をかぶった狼!?

最近仕事で触る機会があって、初めて存在を知ったおもしろいクルマを紹介します。
画像は珍車屋WestRiverのWebページより転載しています。
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はい、カローラフィールダーです。どこにでもいる何の変哲もないトヨタのステーションワゴンですが、この初代モデル(前期から後期にかけて)に設定されていたZエアロツアラーというグレードが非常に興味をそそる内容でした。それは6速マニュアルに1,800ccNAで190馬力を絞り出すヤマハ謹製の2ZZ-GEエンジンを採用する、セリカの動力系をそのままコンバージョンしてしまったかのようなホットモデルだったのです・・・!レッドゾーンは8,000rpm以降にあり、リッターあたりの馬力は100馬力を超えています。まるでトヨタ版タイプRとも言えるような、今のラインナップでは考えられない組み合わせです。さすがにホンダのタイプRのようにボディ剛性をフレームから見直したりなどはしていないとは思いますし、乗ってみた感じはガチガチのスポーツカーというわけでもなくカローラらしい柔軟さの残る雰囲気でしたが、エンジンは絶品でハチロクの4A-GEを思わせるNAスポーツらしい快音を響かせながら吸い込まれるように加速していきます。ハイカムの切り替わりもしっかり感じ取れますし、なにより自分のシビックタイプRユーロに引けを取らない加速感でビックリしました。音がとにかく良く、フルノーマルでしたがどデカい吸気音の迫力もあってK20Aよりもいい音なんじゃないかとさえも思ってしまいます。ちなみに純正状態だとエアロがついているといえどもその主張は控えめですし、ブレーキが前後ディスクながらホイールが鉄チン+キャップという、まさに現代版の羊の皮をかぶった狼とも言える構成だったのも驚きです。そんなのにハイオク以外厳禁のハイチューンエンジン(通常国産のハイオク仕様は“緊急時はレギュラーも使用可能ですがエンジン出力は低下します”と取説に書かれていますがこの2ZZ-GEに関しては“厳禁”なのです)が搭載されているなんて分かるはずがありません!少し手を入れて、コレでスポーツカーをカモったら最高にシブいと思いませんか・・・?

最終型で13年落ちと少々古くタマ数も少ないですが、頑丈なカローラシリーズな上2ZZの耐久性もお墨付きらしく、さらに中古車の相場が非常に安いのが魅力的です。クルマが好きな学生さんやちょっと変わったクルマに乗りたい人にオススメしたいそんな穴車です。荷物がいっぱい積めて取り回しも容易な5ナンバーワゴンという素性も一台の自動車として使うのにうってつけですし、6MT車のみならず同スペックでAT車も存在しています。また同じ2ZZ-GE+6MTを載せたグレードは他にカローラランクスやWill VSにもあったそうです。それとそれと、このエンジンってかつてロータスエリーゼにも使われてたんですよね…。色々と心を刺激してくれる一台でした。

そういえば去年にお台場のスタンスネーションに行ったときに、会場付近でフィールダーに似つかわしくない、めちゃくちゃ良い音を響かせて走り去るフィールダーを見てずっと記憶に残っていたのですが、どうやらZエアロツアラーだったようです。エンジンスワップでもしてたのかと…w
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| クルマネタ | 23:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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