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ニンバス2000の元ネタ?バイク

ハリーポッターに出てくる魔法の箒“ニンバス2000”の元ネタっぽい?バイクを見つけました。
デンマークの企業で1919年から1960年にかけて生産されていた“Nimbus750”です。


読み方はニンバスというよりニンブスが近いみたいですが・・・。クラシックバイクとしては珍しい4気筒エンジンがまず目を引きます。量産バイクでの4気筒エンジンは1969年登場のホンダCB750Kが始まりだという語られ方が多いですが、こちらはすでに戦前の再初期モデルから一貫して4発750ccエンジンを採用し続けたという特徴があり、世界の広さを感じます。まぁ他にもインディアンなど縦置き4発のバイクは昔からちらほら存在していたみたいなんですけどね。

写真のタイプCは1934年に登場したモデルで、搭載されるOHCエンジンの馬力は18~22馬力。さらにはフロントサスは現代でも当たり前のテレスコピックフォークを世界初採用したと言われるBMW R12に1年も先駆けて採用していた(ただし油圧の減衰機構なし)という先進性までも持ち合わせています。WW2で工場がドイツ軍に占領されるまではデンマークで最もメジャーなオートバイ&サイドカーだったそうで、警察や軍隊、郵便局などの官公庁向けの販売が主流だったそうです。その後は戦災を生き延びた金型をそのまま使って細々と生産されていたようですが、60年代にもなると古い設計が災いして交通の流れについていけなくなり、大きな改良を遂げることもなく歴史からフェードアウトしていったのだそうです。とはいえ最高時速120キロを誇った性能は戦後しばらくまでは目を見張るものがあり、若いカップルがフェリーを追ってニンブスを飛ばし、最終的には棺桶に入って乗船することになる・・・という交通安全啓発の短編映画まで作られたことがあったそうです。

このニンブスは輸出がほとんどされなかったらしくマイナーな存在ですが(日本語の情報がほぼゼロ・・・)調べてみるとかのスティーブ・マックイーンも所有していたことがあったりと、知る人ぞ知るバイクのようです。クラシックバイクとして見ると角鉄をリベット留めして造られたフレームや、メーター類の埋め込まれたまるでスクーターのようなハンドル周り、そして存在感の大きな4気筒エンジンがどれも特徴的・個性的で惚れ惚れとするものがあります。フィッシュテールの集合マフラーはまるで柄の曲がった魔法のホウキ・・・まさにニンバス2000にそっくりです。そして調べていて一番ビックリしたのが、このニンブスを製造していた企業はバイクと同時に掃除機も作っていたようで、現在もニルフィスクという清掃機器メーカーとして存続していることです!速くて美しい魔法のホウキ・・・そんな存在にモデルのバイクがあるとしたらこのニンブス以上にふさわしいものは無いんじゃないかなと思います。
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| バイクネタ | 21:32 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ありがとうございます^^

| 岡田雅登士 | 2019/10/16 21:33 | URL | ≫ EDIT














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